最近、私たちの業界でユーザーエクスペリエンス(UX=User Experience)という言葉を度々耳にすることがあります。 この言葉は、Apple社に勤務されていたドナルド・エー・ノーマン博士(認知心理学者)が作られたと言われていて、ユーザー(お客様)が製品やサービスなどを使用した際の満足度などに関する用語とされています。 製品やサービスの使いやすさや使ったときの楽しさ、感動、心地よさ、行動の移り変わりといったことを意識して、やりたいことを「いかに楽しく」、「心地よく」実現できるかを重要視した概念としています。


この概念は昔からあったようですが、ここ最近のApple社がヒット商品を連発した成功の秘訣?が良く分かりました。


では、私たちのビジネスに置き換えたときには、どこをどの様にすればいいのでしょうか。


コンピュータの画面に表示されているそのままをユーザーインターフェース(UI=User Interface)と言いますが、UIはユーザーとの情報をやり取りするための操作感とか、伝えるための表現になりますが、UXは「気持ちよかった~」とか「楽しかった~」といった、ユーザーが体験した感覚を表現したものになります。
では、これを実現する方法を少し考えてみたいと思います。


昨今は、このUXが注目を集めてきている理由はというと、あるサイトにこんな記事が書かれていました。


その1つ目が「ユーザーの経験値の蓄積、価値観の変化への対応」とあります。
これは、ユーザーの様々なサイトで体験した経験値で目が肥えてきたことにより、求める要素が高度化しているということでした。


その2つ目が「チャネルの多様化/技術の発展により、リアルとデジタルの境界がなくなりつつあるなど、ユーザーとの向き合い方も変わってきた」というもので、スマートフォン、タブレットという身近な媒体が普及したことにより、パソコンなどと比べてタッチ操作や音声操作など操作が簡単になったことや、場所を選ばずに何処でも必要な情報が得られたリ、あるいは買い物が出来たりと手軽にデジタルサービスが溶け込んだことにあるとありました。


そのため次のステージとしては、ユーザーがデジタルに接している時だけではなく、その前後も踏まえてユーザーの生活シーンへどうやって入り込んでいくのか、また、どうリアルな「体験」とリンクしたサービスを創り出せるのかが重要になってきます。


それがUXとされ、これこそが他サービスと差別化できる武器であると、注目する要因に考えられます。

この図は、ピーター・モービル氏のハニカム構造です。 UXではよく引用され、UXを構成する7つの要素と言われています。


さて、貴社のサイトをこれに当てはめたとき、いくつの条件を満たしていますか?

弊社は、この課題をお客様に寄り添い、解決して参ります。

もし、こんなお悩みがございましたらお気軽に弊社にお声がけください。



それから、上越市では4月3日(月)に上越市の企業や団体を対象にした「上越市IT活用販売促進事業補助金」の募集が始まりました。
経費の2/3が補助の対象となりますので、少ない費用で良いサイトが作れる絶好のチャンスです。
チャレンジしてみては如何でしょうか。
詳しい内容は、こちらをご覧ください。

昨年度も同じ補助制度があり、弊社でも数件お手伝いをさせて頂きました。
どうぞ気軽にご相談ください。
こちらの専用フォームから相談内容を記載していただければ、弊社の担当よりご連絡させていただきます。